2008年1月28日月曜日

未来世紀ブラジル

早稲田松竹

劇場でみるのはたぶん三度目。DVDもってるくせに家では一度も観てない。

予想外な満員御礼に”立ち見か!”と諦めつつも劇場係員が空席を案内してくれて座れた。ここまでしてくれる劇場って初めて。まるで小劇場にみたいな気配り。
高田馬場も実は家から20分くらいという便利な立地というのも今日知った。


なんだか観るたびに140分の長さが気にならなくなってくる。
ブラックでシュールなどちらかというと笑いの有る映画だと思っていたけど全体的に声を出して笑うシーンってそんなに多くはなくて、大抵は”奇妙でなんか可笑しい”ところがほとんど。
その”なんか奇妙で可笑しい”のが一本筋が通っているので観てても安心だし(たぶん監督は意識しててもこちらではわからない無意識下での統制の取れ方)、次が気になる。ご都合で平気でそれまでのルールを破る映画も多いので、こういう安心感はスゴイと思うし、そのルールを守った上での意外性を提示してくるのが良い映画だと思うのです。(えらそう)

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